京大数学をⅠA の知識だけで解いてみた‼
こんにちは!たかやです
この記事を書いているのは
9月30日の日曜日
明日から大学の授業が始まります(泣)
二か月続いた夏休みの最終日…
天気は夕方から台風24号のせいで
大雨の予報
電車も止まる可能性があるので
お出かけにも行けません
そんなわけで、朝からBOOK OFF
に行ってきました!
小説や漫画を少し見て
店内をプラプラ歩いてみると
本棚にひときわ目立つ
分厚くて真っ赤な本があるのを
見つけました
背表紙には大きな文字
京都大学【理系】
三年前まではよく触っていた
赤本を久しぶりに手に取ってみました
久しぶりに解いてみるか
そう思いある1問の問題文と答えを
携帯に軽くメモをして店を出ました
メモした問題は2013年度入試
数学の大問1
平行四辺形ABCDにおいて、辺ABを1:1に
内分する点をE、辺BCを2:1に内分する点をF
辺CDを内分する点をGとする。
線分CEと線分FGの交点をP
線分APを延長した直線と
辺BCの交点をQとするとき
AP:PQを求めよ
なるほど、図形はこんな感じか
ベクトルを使えば解けそうだ
でも平行四辺形だし相似が使えそう
ⅠAだけの知識で解いてみるか!
そう思い問題を解き始めました
AP:PQを求めたいから…
AP:PQを使える相似を作るために
FGとCEを伸ばしてADの延長線
との交点をそれぞれH,Iと置いてみた
三角形PIHと三角形PCF
三角形PAHと三角形PCF
三角形PIAと三角形PQF
がそれぞれ相似の関係にある
この相似の関係を使うと
AP:PQ=IP:PC=HP:PF=IH:CF・・①
こんな関係式が出てくる
IAとDHの長さが分かれば解ける
しかも必要な数値は全部問題文にありそうだぞ!
まずはDHから求めよう
点Gは辺CDを3:1に内分する点だから
DG:GC=1:3
三角形GDHと三角形GCFは相似だから
DH:CF=1:3 ・・・②
ALの長さをℓとすると
点Fは辺BCを2:1に内分する点だから
CF=1/3ℓ ②を使うと
DH=1/9ℓ になる
次はIAの長さだ!
三角形PIAと三角形PCQからだと
辺の比は求められないな…
おっと三角形IAEと三角形IDCも相似だ
しかも辺AEの長さは辺DCの半分
これを使えばIA=ℓ じゃないか!
欲しい辺の長さが揃った
IA=ℓ、AD=ℓ、DH=1/9ℓ
全部足すとIH=19/9ℓ
そしてFC=1/3ℓ
①の比を使うと
AP:PQ=IH:CF=19/9:1/3=19:3
よって求める比は19:3
めちゃくちゃ簡単やん‼
あの京大の問題とは思えない
高校1年生でもあっさり解けそうだ
どうですか?
僕はこの問題をたまたま見つけて
解いただけですが
あの、京都大学でもこういった
レベルの問題は出るんです!
変に難しく考えないのも
必要な力なのかもしれませんね!
では、また